株式会社神明プランニング

ダニが引き起こすアレルギーを防ぐ方法

ダニが引き起こすアレルギーを防ぐ方法

2024/06/15

梅雨から夏にかけてのこの季節は、高温多湿の環境がダニの繁殖に最適な条件となります。ダニは湿気が多く気温が高い梅雨から梅雨明けにかけて急激に増殖します。アレルギーとなるダニを含むホコリやハウスダスト対策をして健康的な生活を手に入れましょう。

 

今回はハウスダストのお掃除方法と、アレルギー対策に効果を発揮するエコカラットについてご紹介します。

 1.ダニ対策が必要な理由とは? 

ダニというと梅雨から夏にかけて、5月から7月頃をイメージされる方が多いのではないでしょうか。一般的にダニは気温20~30度、湿度60~80%の温暖多湿な環境を好み繁殖するため、このようなイメージが定着しています。

 

肉眼で確認することはほぼ困難で、ダニの寿命は2~3ヶ月です。そのダニの死骸やフンがアレルギーの主な原因になります。また、暑さが薄れる10月頃の晩秋にも同じような気温となりダニの活動が活発になります。

 

梅雨前にダニの繁殖を抑制する⇒死骸などが含まれるハウスダストの除去⇒抑制⇒除去、と繰り返し対策を行うことでダニアレルギーによる健康被害を最小限に抑えることができます。

 

 2.ダニ対策で意識したいお掃除のポイント 

ダニ対策を意識したお掃除には2つのポイントがあります。

① ホコリを舞い上げない

掃除の際にホコリを舞い上げると、落ちていたホコリを吸い込んでしまい、お掃除を頑張ったことで健康を害してしまうことになりかねません。理想的には起床時や帰宅時など、ホコリが落ちているタイミングでモップをかけてから掃除機をかけるとホコリが舞い上がりにくくなります。もしくは、基本的なことですが掃除の際にマスクを着用するだけでも、舞い上がったホコリが体内に入る量を大幅に減らすことができるためおすすめです。

② 寝具や収納のお掃除は念入りに

ホコリが出やすい布団などの寝具、ホコリがたまりやすいクローゼットなどの収納は特に注意が必要です。

クローゼットや押入れは、乾燥剤や除湿剤を置く、すのこを敷く、扉や引出しを空けて換気する、脱いだ洋服をすぐにしまわないなどの配慮が大切です。 

 寝具に関しては3週間に1度程度のペースで掃除機を使ったホコリの吸い取り、および天日干しをおすすめします。

 ぬいぐるみなどの布小物は、掃除機で吸引して退治したり、可能なら中性洗剤で水洗いしましょう。また、子供やペットが口にしても安全なダニ除けスプレーで、ダニが寄り付くのを防ぐのもオススメです。

 部屋はこまめに換気し、洗濯物の室内干しは避ける、除湿器・エアコンなどで高温多湿な環境を減らす、空気清浄機を使う、掃除機をかける、布製の家具や小物を極力減らす、フローリングにカーペットを敷かないなど、簡単なことで繁殖を抑えることができます。 ジメジメした環境を作らないよう、換気と除湿を行うようこころがけたいところです。

 3.ハウスダスト管理に効果を発揮!エコカラットについて 

ここまでダニ対策について紹介してきましたが、紹介したことを完璧にこなすことは少なくない労力を要します。
ホコリを取り除く、湿度管理を行う、言葉にすると簡単でも実行するとなるとクローゼットの中、寝室、ソファや家具の後ろ側、など頻繁に掃除することを想像するだけで疲れてしまいます。

そこでお掃除の手間を軽減できる壁材、エコカラットをご紹介します。エコカラットは、特殊なセラミックタイルでできた壁材です。ここからは、エコカラットがハウスダストの管理に効果を発揮するその理由を解説します。
また、同じ理由から花粉症に代表される各種アレルギー症状にも効果を発揮することも見逃せないポイントです。

 

① 静電気を防ぐ

エコカラットの表面は静電気を帯びにくいため、ハウスダストや微粒子が壁に付着しにくくなります。これにより、部屋内のホコリや微粒子の浮遊を減少させることができます。

② 表面が吸着性

エコカラットの表面は微細な穴が多く、ハウスダストやアレルギー源となる微粒子を吸着します。これにより、部屋の空気中からハウスダストを取り込むことができます。

③ 防カビ・抗菌効果

エコカラットにはカビや菌の繁殖を抑制する効果があるものもあります。これにより、カビによるアレルギーや呼吸器の問題を軽減することができます。 
 ただし、エコカラットだけで完璧にハウスダストを管理することは難しいかもしれません。ハウスダストの発生源を減少させるために、定期的な掃除や空気清浄機の使用など、他の対策も併用することが重要です。

 4.エコカラットの優れた特性!ハウスダスト対策からデザイン性まで 

ダニ対策やアレルギー対策に効果を発揮するエコカラットですが、ほかにも多くの効果・効能があります。それら全てを簡単に解説していきます。

① 空気浄化効果

先ほどから解説している内容になります。 エコカラットは、その特有の吸湿・放湿能力により、室内の湿度を調整すると同時に、室内空気中の有害な物質を吸収・分解します。これにより、アレルギーの原因となる花粉やホコリ、有害な化学物質、臭いを取り除き、室内の空気品質を改善します。特にアレルギー症状を持つ人や、喫煙者のいる家庭においては大きな効果があります。

② 視覚的効果

エコカラットは美しいデザインや色彩のパターンを持っており、室内の装飾要素としても機能します。壁や天井に施すことで、空間全体の雰囲気を向上させ、美しい室内空間を創り出します。多くのデザインオプションがあり、インテリアに合わせて選ぶことができます。

③ 室内環境保護

エコカラットは湿度を調整し、室内の壁や天井をカビや湿気から保護します。これにより、建物の構造物を長持ちさせ、修繕やリフォームのコストを削減できます。また、エコカラットは環境に優しい素材で作られており、リサイクル可能です。

④ エネルギー効率の向上

エコカラットの吸湿・放湿能力により、室内の温度を一定に保つのに役立ち、冷暖房効率を向上させます。これにより、エアコンや暖房のエネルギー消費を削減でき、エネルギーコストを抑えることができます。

 5.エコカラット検討時の注意点 

上記のように、エコカラットは室内環境を改善し、健康や快適性、環境に配慮する点で多くのメリットを提供します。ただし、デメリットやコストも考慮する必要があります。ここではエコカラット導入を検討する際に注意しておくべき点を紹介していきます。

① 高価格

エコカラットは他の壁材や天井材に比べて比較的高価です。そのため、初期投資が他の選択肢となる一般的な壁材よりも高くつくことがあります。ただし、価格にはデザインのみならず性能が反映されることもあります。

② 専門的な取り付けが必要

エコカラットのラインナップには、自分で取付ができるDIY仕様のものも存在します。それでもDIYとしては難易度が高い部類に入るため、専門家による取り付けを強くおすすめします。

③ 単独では効果が限定的

エコカラットは主に室内の湿度や空気品質の改善に寄与しますが、その効果を最大限に発揮させるには、他の建築材料や空調との組み合わせが必要となります。

④ メンテナンスが必要

エコカラットの表面は微細な穴が多くあるため、ホコリや汚れが付着しやすく、定期的なクリーニングが必要です。クリーニングとしては、キレイな布による水ぶき清掃が基本です。汚れが気になる場合は、メラミンフォームや中性洗剤などを使用すると効果的に汚れを落とすことができます。

⑤ デザインの選択肢に制限がある

エコカラットのデザインは豊富に用意されていますが、パターンによってデザインが固定されています。インテリアデザインに強いこだわりを持つ方などが、デザイン優先で考えられる場合、ご希望に添えない場合もあります。

⑥ 取り扱いに注意が必要

エコカラットは壊れやすい素材であるため、取り扱いに注意が必要です。特に家庭内で子供やペットがいる場合、エコカラットに衝撃を与えて損壊しないように気をつける必要があります。 

 エコカラットは優れた性能とデザインを提供する一方で、これらのデメリットや制約も考慮すべきです。個々のニーズや予算に合わせて、これらの要因を考慮することが重要です。

 まとめ 

今回は、健康で快適な生活を送っていただく助けとなるよう、ダニ対策について紹介しました。
お住まいに便利な機能を追加しようとするとき、ほとんどの場合、何か新しいモノを買い足して設置することになります。広さにゆとりのあるお住まいであっても生活空間は出来るだけ広く保ちたいもの。エコカラットについては、壁そのものに様々な機能を持たせているため生活空間を圧迫することがありません。そういう意味でもおすすめの商品となります。気になる方はぜひご相談ください。

 

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