株式会社神明プランニング

季節の変わり目の住まいケア!(秋)

季節の変わり目の住まいケア!(秋)

2024/10/12

あれだけ暑かった昼の暑さもようやくやわらぎ、秋の気配が感じられる季節になりました。夏の強い日差しや紫外線で住まいも少なからずダメージを受けています。

快適な環境で秋・冬を迎えられるように、住まいのメンテナンスも必要です。

今の時期にやっておきたい住まいのケアをご紹介します。

夏の汚れをしっかり落とす!

夏の汚れで気を付けなければいけないのが、「汗」と「皮脂」の『汚れ』です。

例えば、床。素足で生活することの多い夏場、靴下を履いていたとしても、知らずのうちに、床には足裏の汗や脂が付着してしまいます。この汚れをそのままにしておくと黒ずみの原因になることもあります。また、夏にフル活動したエアコン・扇風機などをそのまま放置してしまうと、後々後悔することも。

冬を迎える前にしっかりと夏の汚れを落としておきましょう。

特に脂汚れは寒くなると固まりやすく、落としにくくなってしまいます。

お掃除方法!

フローリングのお掃除とメンテナンス

 掃除機をかけるだけでなく、水ぶきとカラ拭きをプラスして行いましょう。それでもベタツキを感じるようであれば、洗剤成分が含まれている市販のウェットシートなどが便利です。中性洗剤を薄めた中性洗剤水でもOKです。脂汚れには酢(水で薄めたもの)も有効なのですが、床材にワックスを使用している場合は剥げてしまうこともあるので、気を付けて使用してください。

 強い日差しと紫外線が多い夏は、フローリングが傷みやすい時期です。強い日差しによる紫外線や熱によってフローリングが乾燥し、ひびなどの痛みが発生しやすい状態となります。フローリングを保護するためにも、季節の変わり目にワックスがけするのもおすすめです。ワックスをかける時のコツは、床に直接日光が当たらないようにすることです。当たるとのちにムラになってしまう為、カーテンなどを閉めて行いましょう。

寝具のケア

 暑い夏の夜は、頭も体も汗でびっしょり。。そしてその汗は全て寝具の中へ。頭や体はお風呂に入ってきれいにすることができても、寝具のケアまでは手が回らないという方もおられるでしょう。寝ている間に出た汗や皮脂をたくさん吸収した寝具もしっかりケアを行っておきたいものです。寝具を汚れたままにしておくと、汗はのちにシミになり、カビやダニが発生する原因となってしまいます。そもそも夏以外でも人は睡眠中にコップ一杯程度もの汗をかくと言われているので、できる限り乾燥しておくことで、衛生的かつ快適に眠ることができます。シーツや枕カバーのこまめな洗濯はもちろん、布団も自宅での洗濯が必要な場合は、丸洗いが効果的です。

エアコンのお手入れ

 夏に大活躍してくれたエアコンは、念入りに掃除してあげることが大切です。エアコンも汚れを放っておくと、稼働効率が悪くなるだけではありません。溜まった埃やカビの繁殖は、汚れた空気を部屋にまき散らす温床になってしまいますので、夏から秋へと気温の変化を目途に、計画的にメンテナンスを行うようにしましょう。

 まず、エアコンのカバーを外し、フィルターの埃を掃除機などで取り除きます。目に見える埃がなくなったら、フィルターを取り外し、丸洗いしてください。清掃後のフィルターは陰干し、十分に乾かしてからエアコンに戻しましょう。内部清掃機能付きのエアコンであっても、定期的なメンテナンスは必要です。取扱説明書などを確認し、自身でできるメンテナンスを行いましょう。また、内部機能に頼り切らず、クリーニングサービス等も検討してみてください。

扇風機のお手入れ

 扇風機もエアコン同様、暑い日に活躍したことで、羽根やカバー部分に埃や汚れが付着しています。まずは羽根やカバーなど取り外せるパーツを外しましょう。一番汚れの付きやすい前面のカバーと羽根の部分は水洗いをして汚れをしっかり取り除いてください。外出時に利用するハンディファンも同様に分解し、汚れやほこりを取り除いてあげましょう。また、羽根のない扇風機であっても、空気の吸い込み口のフィルターはメンテナンスが必要です。壊してしまっては元も子もないので、分解はできるところまでとしてください。

秋に向けてカビ・ダニ・虫対策!

湿度の高くなる夏場はカビが生えやすいシーズンです。この夏に増えたカビを放っておくと、カビを栄養源としているダニなども増えてしまいます。夏に繁殖したカビが根付いてしまう前に取り除きましょう。

ふろ場(浴室)のケア

 カビの悩みが一番多い場所がおふろ場です。浴室内の目に見えるカビは市販のカビ取り剤を使用して取り除きましょう。見落としやすいのは浴室ドアの通気口や換気扇の汚れやカビです。この部分にカビが残っていると換気するための空気にのってカビが浴室内に巻き散らかされてしまいます。通気口や換気扇の汚れやカビも忘れずに掃除しましょう。

キッチンのケア

 キッチンのカビはシンクの排水口や三角コーナーが主な発生場所となります。おふろ場よりは頻繁に清掃されていると思いますが、キッチンケアの手軽な方法として45度以上のお湯を周りにかけるとすると、カビや細菌の発生を抑えることができます。また、カビやダニの餌となる油汚れですが、気温が高いうちは油汚れもゆるみ、落としやすい状態です。

寒くなってくると固まって落としにくくなりますので、シンク・コンロ・レンジフード・換気扇・収納棚の扉などに付着した汚れを、このタイミングでキレイに落としてしまいましょう。

まとめ!

皮脂や汗がついた床、フル稼働したエアコンや扇風機など、夏ならではの汚れは今のうちにきれいにしておくことが大切です。季節の変わり目に住まいケアをしておくと、新しい季節を心地よく迎えられ快適に過ごすことができます。これから訪れる秋をスッキリとした気持ちで迎えましょう!

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