株式会社神明プランニング

カメムシ大量発生の注意

カメムシ大量発生の注意

2024/06/29

「外干しした洗濯物にカメムシが付着することがSNSで話題になっている」という話題をお聞きしたので、注意喚起させていただきます。

カメムシは皆さん知っての通り、カメムシ自身が危険を察知したときに、においで身を守ります。その匂いが強烈で、手や洗濯物についてしまうと気持ちが萎えてしまいませんか?_?

昨年の秋の大量発生

2023年の秋季に、ツヤアオカメムシの大量発生が問題となりました。
ツヤアオカメムシは体長約15mmの緑色のカメムシで、山のスギやヒノキの実を吸って繁殖し、秋に市街地に分散します。

そもそも、去年秋にカメムシが大量発生したのは、カメムシの幼虫が食べる『ヒノキ、スギの実が豊作だったから』とのこと。幼虫が実をたくさん食べたため、成虫になるカメムシも多かったという見解です。

2024年夏季の今、引き続きカメムシが大量発生している模様。。。

なぜこの時期に?

まずカメムシの生態についてお調べしましたのでお伝えさせていただきます。

カメムシは夏に生まれ、秋に活動を始めます。その後、越冬し、春を迎え産卵して死んでしまいます。だいたい寿命は1年ぐらいです。

今なぜ大量発生を報じられているのかというと、昨年の大量発生したカメムシが越冬し、産卵期を迎えている状況だからなのです。

カメムシに限らずですが、光に集まる習性があるため、建物の照明を減らすことで誘引を抑えられるのが特徴です。
光と言っても、水銀灯や蛍光灯の紫外線を多く含む光源です。LED電球であれば、紫外線量が蛍光灯よりも少ないため、蛍光灯の光源に比べて誘引を抑えることができます。
物理的に光源を減らすことも対策の一つとなりますが、新しい建物や店舗ではLED電灯化が進んでいますので、近くに蛍光灯を利用している店舗があればそちらに誘引されていきます。
マンションや団地などの共有部の廊下やエレベーターの電灯、蛍光灯を利用になられている電灯をLED化することで、カメムシが近寄りにくくなるはずです。

好きな色??

蚊は黒やネイビーなどの暗い色を好むことを知っている人は多いと思います。
同じようにカメムシにも好きな色があります。
実はカメムシは、白っぽい明るい色を好む修正があるのです。
シールやバスタオル、ワイシャツなどは白いものが多いので、洗濯物として干しているときにカメムシも集まってきやすいのです。

また、カメムシは全般的に寒さが苦手です。

越冬する虫ですが、家屋の中や戸袋に侵入して暖かい環境の中で過ごします。
洗濯物は暖かく日当たりの良い場所に干すご家庭が多いので、カメムシがやってきて日向ぼっこをする格好の場所となります。
洗濯物を取り込む際、誤ってカメムシまで一緒に家の中に入れてしまわないよう注意してください。
この時期のカメムシは産卵期です。もし、洗濯物を干している環境にカメムシを見かけたら、卵が産み付けられていないかを同時にチェックしましょう。

カメムシは刺激されると強い臭気を放出しますが、無害なので安心して対処できます。カメムシが出す物質はにおいが強いだけでなくアルデヒドという皮膚に炎症を起こす物質が含まれていて、できれば直接触らないよう注意してください。においがついた場合はすぐに洗い流すこと。室内に入ったカメムシは、捨てれるペットボトルなどを利用して、外に放出するのがよいでしょう。

どうすればいいの?

洗濯物については室内で干すことで、カメムシの付着を防ぐことができます。
逆に室外で洗濯物を干す場合、カメムシの付着を防ぐ対策は防虫ネット、殺虫剤しかなく。無いに等しい状況です。

部屋干しだと干す場所が限られ、当然室内の湿度も上昇します。なおかつ梅雨時期、雨の日が続いてしまうと乾かしたい洗濯物も、ろくに乾かず、洗いたいけど洗濯機をまわせない状況になってしまいます。

そこで、私たちがおすすめするのは、「乾太くん」の導入です。乾太くんを利用すると季節・天候・時間に関わらず、洗濯物を乾いた状態にしてくれます。また、干す・乾かすという時間から解放され、その作業にかかっていた時間を他のコトに転用することができるのです。

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さいごに

害虫であるカメムシ。

このカメムシを好んで食べるたぬき、鳥、カマキリもいます。そういった生き物の存在を考えると、カメムシも大切な生態系の構成要素の一つだということです。皆さんも今できる対策をして、関わらなくてよいモノには極力関わらないという共存の道を探していきましょう。

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