キッチンから水漏れ発生！

キッチンで最も多いお問い合わせは、水栓から、シンク下から、などの「水漏れ」です。生活の中で最も水やお湯を使用する場所の１つキッチン、使用頻度が高い分だけ消耗が激しく問題発生リスクも高くなります。ここでは水漏れ発生時に試していただきたいポイントを中心に、考えておきたい交換時期などについても少し触れていきます。

まずは、台所水栓下の収納扉を開け、蛇口タイプまたはマイナスドライバで回すタイプの止水栓を回して水を止めてください。止水栓は、床から蛇口へ伸びる給水管の上下中間あたりに付いている場合が多いです。何よりもまずこの作業を最優先で行うことで、床下や階下への漏水を防ぎます。また水漏れは、経年劣化により発生する場合がほとんどです。もし水栓からの水漏れであっても他の部位にも問題が無いか、これを機に確認しておくことをお勧めします。

修理は私たちのような業者にご依頼いただくことをお勧めしますが、漏水箇所の特定と水の拭き取りは可能な限り早く対応された方が良いです。いつから、どれくらいの量、水が漏れているかが分からないため、床下・階下へ水が回っている可能性があります。集合住宅の場合は特に、階下の方とのトラブルに繋がってしまいます。また、蛇口の先端から、蛇口の根元から、蛇口と壁の間から、など漏水箇所の特定により、パッキンやバルブなど大まかな故障個所の予測が可能になるため、その後の対応が迅速に行えるというメリットもあります。

キッチンの寿命・入替時期についても少しだけ触れておきます。まず結論から言いますと、私たちは20年を目安に入替をお勧めしています。これは最も耐用年数が長い配管の寿命から考えています。この記事を読んで下さっているあなたのキッチンは何年くらいお使いでしょうか？15年以上など年数が経過している場合、水漏れ以外にもコンロやレンジフードなど、あちこち不具合が発生し始める時期です。その都度修理や交換を繰り返すよりも、思い切ってキッチン全体の入替をすることも長い目で見れば費用削減に繋がりますので、ご検討されてはいかがでしょうか。
キッチンの寿命や交換費用について詳しくは関連記事を参照ください。

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