株式会社神明プランニング

キッチンのシンクから嫌なにおいがする

キッチンのシンクから嫌なにおいがする

2024/01/04

キッチンシンクは嫌な臭いが発生しやすい場所です。

食材を多く扱い、水気もありますからついつい臭いがこもってしまうこともあるでしょう。しかも、その臭いの原因は多岐に渡っており臭いを完全に消し去るのは簡単ではありません。

そこで今回は、キッチンのシンクから嫌な臭いがするときの対処法をご紹介します。

シンクの仕組み

まず、キッチンシンクの仕組みとしてこのようになっています。

出典:https://www.qracian.co.jp/column/kitchen/8087/
この仕組み上、臭いがこもりやすい場所とそうでない場所に分けられることがわかります。

キッチンシンクから嫌な臭いがするのはなぜ?

キッチンシンクから嫌な臭いがする原因は1つではありません。家庭によって原因は様々ですので考えられる原因をご紹介します。

排水溝に問題がある

キッチンシンクから水が流れていく排水ポンプの出口である排水溝。

この排水溝は食材のカスがたまりやすい場所です。色々な食材のカスがたまり腐敗していくことで嫌な臭いが発生しやすいようになっています。ただ、排水溝は目につきやすい場所なので食材のカスが溜まっていることに気づいたらすぐに掃除をすることで解決するケースが多いです。

排水管のつまり・汚れ

シンクの下には排水管が通っていますが、この部分に汚れが溜まってしまうと悪臭が発生します。

排水管につまりが発生し、汚れがどんどん蓄積されていきます。特に食べ残しのカスや油汚れによって頑固な汚れになってしまい、掃除をしてもなかなか取れないなんてことになりかねません。市販されている掃除用品でも取れない可能性も。

カビが発生している

キッチンシンクの下は通気性が非常に悪いです。

カビは通気性が悪い箇所に発生しやすく、水気の多い場所で繁殖します。キッチンシンクの下はカビが繁殖するのにうってつけの場所ということになりますから、気づかぬうちにカビが大繁殖していることも少なくありません。

配管が劣化している

配管自体が劣化し、欠けていたりするととんでもない悪臭が上がってくることがあります。

経年劣化はどの配管でも起きてしまうことです。しかし、それを放置したままにしてしまうと下水の臭いが上に上がってくることになりますからキッチンシンクが嫌な臭いで包まれてしまうことも。

キッチンシンクから嫌な臭いがするときの対処法は?

キッチンシンクから嫌な臭いがするときは業者に依頼するのが一番良い方法です。

しかし、業者に依頼して待っている間に自分でできることもいくつか存在しています。少しでも臭いを軽減するためにできることをしておきましょう。

防臭キャップを取り付ける

防臭キャップを取り付けることで、ほとんどの悪臭を取り除くことができます。

防臭キャップは蛇腹ホースと排水パイプの間に取り付けるのが基本です。また、この部分の防臭キャップが外れていると嫌な臭いが発生しますので取り付ける前に外れていないかどうかも確認しておきましょう。

防臭キャップは500円前後で購入することが可能です。

重曹・パイプユニッシュで掃除をする

よほど酷い汚れでない限り、重曹やパイプユニッシュで汚れを取ることができます。

キッチン周りの換気をしゴム手袋をはめて、パイプユニッシュを注いで30分間待機します。その後、水道水でさっと流すだけで大体の汚れは取れていきます。水通りが良くなれば掃除が完了してOKです。

ちなみに、パイプユニッシュよりも重曹のほうがリーズナブルに掃除をすることができます。手荒れしないようにだけ気をつければどちらを使っても大丈夫です。

塩素系漂白剤を使う

カビが発生しているときは、塩素系漂白剤を使いましょう。

塩素系漂白剤と聞くと「どれのこと?」と悩んでしまう人も多いと思いますが、具体的な商品名は「カビキラー」が定番です。

出典:https://yourmystar.jp/relivers/kabikira-how-to-use/

塩素系漂白剤はシンク下の収納物をすべて外へ移動させる必要があります。その後、雑巾に吹きかけシンク下を掃除していきます。水拭きと乾拭きをしたら掃除は完了です。

劣化した配管をパテで修復する

配管が劣化し亀裂が生じている場合は、パテで修復することも可能です。

パテは、

ホームセンター
オンラインショップ

で購入することができます。初心者のうちは固まりにくいパテを購入することをおすすめします。

出典:https://www.kohnan-eshop.com/shop/g/g4548927016170/

パテは隙間に入れていくだけで修復が完了する便利なもの。プロの技術を必要としませんのでまずはパテで修復しましょう。

キッチンシンクの嫌な臭いがしないように予防するには?

すでに嫌な臭いが発生している場合は先ほどご紹介した通りの対処法を試してみてください。

ただまだ悪臭に悩まされていない家庭も多いと思います。今からできる予防策をいくつかご紹介しますので今のうちに予防しておきましょう。

風通しを良くしておく

シンク下は水気がありカビが発生しやすい場所です。

なるべくカビが好む湿気をなくすために風通しを良くしておきましょう。定期的に換気をしたり、物を詰め込みすぎないようにするのがポイントです。空気の循環を良くしておくことが一番の対策になります。

排水管に食べ物や油を流さないようにする

臭いの原因は食べ物や油です。

つまり、排水管に食べ物や油を流さなければ嫌な臭いのほとんどを除去できることになります。水切りネットを設置したり、油をキッチンペーパーでふき取ったりとできることから始めていきましょう。

油の処理方法は地域により異なりますので自治体へ確認してください。

除湿剤を置く

定期的に換気をしたり、物を少なくしたりするのが面倒な方は除湿剤を置いておきましょう。

おすすめな除湿剤は「塩化カルシウム」をたくさん使用している除湿剤です。塩化カルシウムは水分を吸収する力に長けています。設置場所はなるべく隅にしておき、空気の循環を良くすることもポイントの1つです。

まとめ

今回は、キッチンシンクから嫌な臭いがするときの対処法をご紹介しました。

嫌な臭いのほとんどが「食べ物や油」が原因です。水気により発生するカビも原因の1つではありますが、ほとんどの場合は食べ物のカスが詰まったり油により汚れがこびりついていることが原因になります。水切りネットを設置したり油をキッチンペーパーで拭き取る習慣をつけておけば悪臭に悩まされることはほとんどなくなるでしょう。

また、配管劣化も原因の1つです。

配管の劣化は長く使っていると必ず訪れることで、避けることはできません。パテで修復するか業者に依頼をして配管を修理してもらうなどしましょう。そのまま放置してしまうと下水の臭いが上がってきてしまいます。

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