雨模様が増えてきました
2024/05/25
最近、雨の降る日が増えてきたように感じます。もうすぐそこまで梅雨が迫ってきました。
いつも外に洗濯物を干している方も、雨の日には、部屋干しすることが多くなってくると思います。
部屋干しは、天候に左右されることなく、好きな時間に洗濯物を干すことができて便利ですが、お部屋の湿度が高くなることによるカビの繁殖や洗濯物の独特な臭いなどが気になる方も多いのではないのでしょうか?
今回はお洗濯で部屋干しすることによるお役立ちヒントをご紹介します。
目次
梅雨時期の部屋干しで困ることと言えば
・洗濯物の乾きが遅い
太陽光や風などの自然の力に頼れないので、たとえ風通しも日当たりも良好な場所に干せたとしても、外干しのような速乾効果は得られず、乾きが遅いと感じる方も多いようです。
・洗濯物から嫌な臭いがする
臭いは洗濯で落としきれなかったタンパク質や皮脂といった汚れが酸化したり、雑菌が繁殖することにより発生します。洗濯物の乾燥に時間がかかるほど汚れの酸化や雑菌の繁殖が進み、洗い方によっては嫌な臭いがでてしまうことがあります。
・室内の湿気が気になる
部屋干しすることにより室内の湿度が上がることによって、不快感を感じたりカビの繁殖が気になったりすることがあります。
部屋干しで困ることを解消するポイント
ポイント1 部屋干しに適した洗濯方法を実践する
洗濯物は直接洗濯機に放り込まないようにすることで、雑菌繁殖の機会を与えずに通気性のあるランドリーボックスなどに入れて保管しましょう。もし濡れているものがあれば、すぐ洗濯するか、ハンガーなどにかけて一度乾かすことをおすすめします。
また、洗濯機自体に汚れやにおいがあると元も子もないので、洗濯機はフタを開けて乾燥させておきましょう。そして、洗濯後は中を十分に乾燥させ洗濯槽も定期的なクリーニングをしておきましょう。
そして、洗濯機の稼働が終わったら、そのまま放置せずにできるだけ早く洗濯機から取り出して干すようにしましょう。放置してしまうと湿気がこもり時間がたてばたつほど雑菌が増殖してしまいます。忘れないようにスマホのタイマーを活用しましょう。
ポイント2 風の通り道をつくる
湿った洗濯物同士が引っ付いたり、密集しすぎたりすると、乾くスピードが落ちます。できれば洗濯物は広く余裕のあるスペースに干すのがベストです。スペースに限りがある場合も、洗濯物と洗濯物の間に風が通るように、できるだけ間隔を開けてハンガーを掛けるなど、洗濯物同士が触れ合わないようにしましょう。
素材によっても左右されますが、丈の長いものと短いもの、厚手のものと薄手のものは、交互に並べると風の通り道ができ、乾きやすくなります。
ポイント3 サーキュレーターやエアコンの除湿機能などを活用する
空気が動かないと湿気がその場に滞って、いつまでも洗濯物が乾きません。サーキュレーターや扇風機を上手に使って風を起こしましょう。風の向きに対して、洗濯物を平行に干すと、洗濯物の間を風が流れ、素早く乾かすことができます。サーキュレーターや扇風機は室内で布団を干すときにも効果的。湿気の多い部屋には小型の除湿機を置くこともおすすめします。
また、換気扇やエアコンの除湿機能を使って湿気を取り除くのも賢い手です。リビングや寝室などに干すのが目障りなときは、物干しスタンドなどを置いたりして洗濯物を干すといいでしょう。
ポイント4 浴室乾燥機や衣類乾燥機などを活用する。
お風呂場は部屋干しにおすすめのスペースのひとつ。
お風呂場に浴室暖房乾燥機を設置することで、換気と温風でお風呂場の中に干した洗濯物を乾燥させるので、室内に洗濯物から出る湿気が充満することはありません。また、浴室暖房乾燥機は衣類の乾燥だけでなく、寒い一番風呂の時に暖房で温めたり、湿気によるお風呂場のカビも防いでくれます。
ほか、最近ではガス衣類乾燥機の「乾太くん」も話題の商品です。乾太くんなら乾燥時間も約60分と早く、臭いの原因となるモラクセラ菌も99.9%除菌するため、実は外干しを超える除菌・殺菌効果があります。ガスならではの強い温風で乾燥させることで、繊維が根元から立ち上がり新品タオルのような仕上がりを体感できます。
まとめ
今回は本格的な梅雨入りを前に部屋干しで困ることの解消策についてお知らせいたしました。何かと憂鬱になりがちなこの季節ですが、まずは簡単にできると思われる解消策から始めてみてはいかがでしょうか。