株式会社神明プランニング

ガスコンロの火が勝手に消える

ガスコンロの火が勝手に消える

2024/01/05

ガスコンロで「火が付かない」と共に多いお問合せが「火が途中で消える」です。普段は特に意識することはありませんが、コンロが使えないだけで生活にかなりの制限がかかってしまいます。
火が消える原因はガスコンロの経年劣化や故障など、自分では対処が出来ないことが多くありますが、自分で対処できる場合もあります。今回はご自身でもすぐに確認できるガスコンロのチェックポイント2つについて、兵庫・神戸エリアのリフォーム店、神明プランニングが解説していきます。

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操作パネルの確認

多くのビルトインコンロには操作パネルが搭載されていますが、ご存じない方も多いのではないでしょうか?液晶が見えているタイプのものは判りやすいですが、点火スイッチ付近を押すとパネルが出てくるタイプのものもあります。コンロに何らかの不具合が発生すると、’ピー’という音とともに液晶部分にエラーコードが表示され、不具合の箇所や原因などを特定することが出来る場合もあります。以降のチェックをする前に操作パネルの位置とエラー表示の確認をお勧めします。

操作パネルの確認

1つ目のチェックポイントは電池切れです。
一部の高価格帯商品を除き、多くのガスコンロは乾電池を電源にしているため、1年に1回程度の電池交換が必要になります。ビルトインタイプのガスコンロでは多くの場合、前面のスイッチ付近に電池ボックスがあり、電池ボックス付近には電池交換ランプがあります。電池交換ランプが点灯していないか確認してみて下さい。
もともと電池はガスに着火するための火花を飛ばすための役割がありますが、ほかにも火力調整や自動調理などの際にも電池が活躍してくれています。
「火が付いたから電池は問題ない」ということではありませんのでご注意下さい。暫く電池交換をした記憶が無いようであれば、電池交換をして様子を見てみてはいかがでしょうか。

操作パネルの確認

2口や3口コンロをお使いの場合で、どれか1つだけ火が消えるケース、1つのバーナーの中でも部分的に火が弱くなったり消える箇所があるケースなどは点火部の汚れの可能性を疑います。バーナー部分を触っていただくと、まず鍋やフライパンを置くための’五徳’が外れます。次に、バーナー部分に付いている‘バーナーキャップ‘を外すことが出来るはずです。
バーナーキャップは火が出る部分に被さっている小さな金属部品で、内側がギザギザしています。このギザギザを通ってガスがバーナー全周へ行き渡るような機構になっているのですが、ギザギザの溝部分に汚れや焦げが固着して埋まってしまうとガスの通り道が無くなります。
このような場合、バーナーキャップを中心にバーナー付近の清掃を行うことで問題なくご使用いただけますので、一度お試しになって下さい。

原因がわからない、解決しない、その時は

冒頭でお知らせした通り、火が消える原因はガスコンロの経年劣化や故障など自分では対処が出来ないことも多くあります。2つのチェックポイントを試してもまだ解決しない場合は是非私たちのような修理・販売業者へお問合せください。
また、お使いのガスコンロが使用10年を超えている場合は、経年劣化が疑われ、修理が出来ないケースも考えられます。長くお使いの方はこれを機にガスコンロの交換も視野に入れてご検討されてはいかがでしょうか。

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