株式会社神明プランニング

ビルトイン食洗器選びのポイントは?

ビルトイン食洗器選びのポイントは?

2024/01/05

近年のキッチン家電の成長には目を見張るものがあります。特にビルトインタイプの食洗機には新しい機能が続々搭載されており、古い食洗機を使っている方にとっては最高の交換タイミングかもしれません。そこで今回は、ビルトインタイプの食洗機の選び方について解説します。

ビルトインタイプの食洗機とは?

ビルトインタイプの食洗機はキッチン下のシンクやキャビネットに組み込むタイプの食洗機を言います。

近年では、システムキッチンにビルトインタイプの食洗機を取り付けて使用する家庭が増えており、主流になりつつあります。もう一つのタイプに「据え置き・卓上型」がありますが、ビルトインタイプの食洗機の方が人気です。

ビルトインタイプの食洗機のメリット・デメリット

便利な機能がたくさん搭載されているとは言え、ビルトインタイプの食洗機にはデメリットがいくつかあります。メリットも併せてご紹介します。

ビルトインタイプの食洗機のメリット

ビルトインタイプの食洗機はシンクやキャビネットに収納するようにしまうことができるので、キッチンスペースを圧迫しません。

台所周りがすっきりするので乱雑な印象を与えず、常にすっきりした台所を保ち続けることができます。また、洗浄音や振動もほとんどなく台所での作業に支障をきたすこともありません。

また、ディープ型のビルトインタイプの食洗機を設置すれば、持ち上げるのに力を必要とする大きく重たい鍋などをセットしやすくなります。

ビルトインタイプの食洗機のデメリット

ビルトインタイプの食洗機のデメリットは、何と言っても費用面です。

ビルトインタイプの食洗機は据え置き・卓上型と違い、導入コストが高く組み込み工事を必要とします。そのため、ビルトインタイプの食洗機は予算内に導入費用が収まる持ち家の家庭に限定されてしまうのです。マンションだとビルトインタイプの食洗機を組み込む工事が許可されることは稀です。

また、キッチンサイズが小さい場合はビルトインタイプの食洗機でほとんどのスペースを使い切ってしまうことも考えられるでしょう。

ビルトインタイプの食洗機の種類

ビルトインタイプの食洗機には以下の2種類があります。

スライドオープンタイプ
フロントオープンタイプ

それぞれ見ていきましょう。

スライドオープンタイプ

スライドオープンタイプは食洗機の扉ごと引き出すタイプです。

多くの日本メーカーがスライドオープンタイプを採用しており、購入者側は多くの日本メーカーから食洗機を選ぶことができます。扉ごと引き出すため食器の出し入れが容易で、床が汚れにくいのがメリットです。

ただスライドオープンタイプの構造上、上から順番に食器を取り出す必要があります。そのため、一番下の食器を取り出すためには上にある食器を全て避けなければなりません。

フロントオープンタイプ

フロントオープンタイプは食洗機の扉を手前に倒してカゴを引き出すタイプです。

スライドオープンタイプと違い、上下二段に分かれているため食器を簡単に取り出すことができます。また、一度に多くの食器を洗うことができるため手間暇がかかりません。

ただ、フロントオープンタイプを製造している日本メーカーは少なく、スライドオープンタイプよりも選択肢が狭まります。また、食器を取り出すたびにしゃがむ必要があるので腰に負担がかかりやすいデメリットも。

ビルトインタイプの食洗機はいつ交換すべき?

基本的にビルトインタイプの食洗機は標準使用期間が10年とされています。

そのため、10年ほど経過したら新しいビルトインタイプの食洗機を購入すべきだと言えるでしょう。ただ、使い方や環境によっては10年以内に故障してしまうこともありますから、一概に「10年は使い続けましょう!」とは言えません。10年を経過するとビルトインタイプの食洗機のメーカー保証が受けられない可能性がありますので、そういった意味では10年以内に交換しておくべきでしょう。

ビルトインタイプの食洗機の交換費用は?

ビルトインタイプの食洗機を設置・交換するには以下の費用がかかります。

新しく設置するケース:10~26万円
交換するケース:9~18万円

ビルトインタイプの食洗機本体の費用と設置費用が合算されています。ただ、コンセントを増設したり配管工事が必要な場合はもう少し費用が膨らむと考えておいてください。

ビルトインタイプの食洗機の正しい選び方

数多く販売されているビルトインタイプの食洗機ですが、どのようにして家庭にあったビルトインタイプの食洗機を選べばいいのでしょうか。その正しい選び方を解説します。

容量で選ぶ

ビルトインタイプの食洗機は、タイプによって容量が異なります。

ディープタイプ:約6人分収納可能(47点)
ミドルタイプ:約4人分収納可能(37点)

家庭でどれだけの食器を一回で洗浄するかを計算し、それに適したビルトインタイプの食洗機を購入すべきです。もちろん、容量が大きい方が一気に洗える食器の量は増えますが、スペースを多く必要とします。事前にビルトインタイプの食洗機が収納できるかどうかを確認しておく必要があるでしょう。

機能で選ぶ

近年のビルトインタイプの食洗機は様々な最新機能が搭載されています。それだけでなく、物理的な機能面も優れているものが多いです。

サイレント機能
節水・省エネ機能
除菌・防臭機能

こういった機能はほとんど標準搭載しているといっても過言ではありません。また、収納のしやすさや使用水量などを考えて機能面と照らし合わせる必要があります。

水量で選ぶ

食器容量と水量は比例するのが一般的です。

一回で洗浄する食器が多ければ多いほど水量も多くなる計算ですが、それだと水道光熱費が高くなってしまいます。特に「今年は水道光熱費が高くなってしまった...。」と悩んでいる方は、使用水量を抑えた省エネ機能が搭載されているビルトインタイプの食洗機をおすすめします。

メーカーで選ぶ

ビルトインタイプの食洗機は多くの日本メーカーが開発しています。

食洗機は日常的に使う家電ですのですぐに壊れてしまうような粗悪なメーカーから購入してはいけません。世界的にも技術が認められているPanasonicやRinnaiのようなメーカーから購入することをおすすめします。もちろん、他のメーカーも信頼度が高ければ検討してもいいかもしれません。

価格で選ぶ

先ほどもご紹介しましたが、ビルトインタイプの食洗機を設置するとなると以下の費用がかかります。

新しく設置するケース:10~26万円
交換するケース:9~18万円

かなり費用の幅がありますが、なるべく費用を抑えたい方は機能重視ではなく価格重視でビルトインタイプの食洗機を選ぶといいでしょう。

まとめ

今回は、ビルトインタイプの食洗機の選び方を解説しました。

ビルトインタイプの食洗機には色々なタイプ・種類があるため、一概に「このビルトインタイプの食洗機がおすすめです!」とは言い切れません。予算や機能面を考えてご家庭にあったビルトインタイプの食洗機を購入しましょう。

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