予算100万円でどんなリフォームができる?
2023/12/25
1.予算内でのリフォーム範囲
商品のグレードにもよりますが100万円の予算内では、主にキッチンの一部、お風呂、トイレをリフォームすることができます。
キッチン
I型キッチンをL型に変えるなど総入れ替えでは100万円を超えることが多くなりますが、コンロと換気扇を新しくする、など部分リフォームであれば十分予算内で対応可能です。
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お風呂
ユニットバスの交換であれば予算内で対応可能な場合が多いです。ただし、今お使いのお風呂が在来工法と呼ばれる昔ながらのタイル貼りのお風呂で、それをユニットバスに変える場合は、大規模な工事が必要となるため、予算オーバーの可能性が高くなります。
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トイレ
ほとんどの場合、便器の交換だけでなく床や壁紙まで含めてトイレの空間全体を予算内でリフォーム可能です。ただし、近年トイレの高級化が進んでおり各メーカー最高級機種を選ばれると予算オーバーの可能性もあります。
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まずは、近い将来リフォームしたい個所をすべて洗い出し、優先順位をつけることが重要です。その際、「必要なもの」と「ほしいもの」を区別しておくと、予算オーバーしてしまいそうな時の判断がし易くなります。
また、水回りリフォームでは例えばキッチンとお風呂で同じ職人さんが作業する工程があります。よって、複数の個所をまとめて依頼することによって、業者側では作業の効率化が図れるため、その分、別々に発注するよりもお得な価格で依頼できる可能性が上がります。
2.リフォームの工期
リフォームの手順は以下のようになります:
1.計画とデザインの策定
2.材料の調達
3.解体作業
4.基本的な設備工事
5.仕上げ工事
工期はリフォームの規模や業者に依存します。例えばキッチンの中のコンロと換気扇のリフォームであれば半日程度で即日完了しますし、お風呂のリフォームであれば3日程度かかります。
一般的に複数個所のリフォームを1度に依頼したほうが、別々に依頼するよりも工期を短縮できる傾向にあります。
3.業者の選定と見積もり
リフォームは頻繁に行うものではありませんので、多くの方が業者選びに不安を持っておられます。しかし、全国展開をしているような大手リフォーム事業者は、施工を小規模事業者に外注している場合が多いため、小さくても良い業者に巡り合うことが出来れば、大手業者と同じ高品質の商品・施工を、リーズナブルな価格で購入すること可能です。
業者を選ぶ際には、過去の施工実績や口コミ、取引会社、建設業許可証など公的資格の有無を確認し、信頼性の高い業者を選ぶことが大切です。
最後に、リフォームは家電製品のように買ったものをそのまま使うのではなく、必ず工事が発生することも大きな特徴で、工事品質の良し悪しはプロでなければ見抜けません。
少しでも安く、というのは誰もが考えることですが、どんなものにも「適正価格」があります。過度に「最安値」をセールスポイントにしている業者からの購入は控えた方が失敗する確率を減らすことができますので、ぜひこのことを頭の隅に置いておいていただければと思います。
4.まとめ
100万円の予算があれば、多くのリフォームが出来ることをご理解いただけたのではないでしょうか。
相談や見積は無料対応している業者がほとんどですが、まずは、ぜひご自身で設備を新しくした新生活をいろいろと想像してみてください。十年、二十年に1度の大きなお買い物体験が素晴らしいものになりますよう、願っております。